12月購入の書籍のご案内です。
いつも交流センターをご利用いただきましてありがとうございます。今月購入の書籍のご案内をします。
1冊目は「残照の頂~続・山女日記」 湊かなえ著です。
通過したつらい日々はつらかったと認めればいい。たいへんだったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい。日々の思いを噛みしめながら、一歩一歩山を登る女たち。頂から見える景色は過去の自分を肯定し、未来へ導いてくれる。山あり谷ありの人生への応援歌とも癒える小説だと思います。
2冊目は「闇祓(やみはら)」 辻村深月著です。
「うちのクラスの転校生は何かがおかしい」クラスになじめない転校生・要に親切に接する委員長・澪。しかしそんな彼女に不審な態度で迫る。唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり・・ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は,憧れの先輩・神原に助けを求めるがー。身近にある名前を持たない悪意が増殖し迫ってくる。作者初の本格ホラーミステリー長編です。
3冊目は「神曲」 川村元気著です。
天国も地獄も、すべてここにある。次々と明かされる家族の秘密。ラスト20ページの戦慄。そして驚くべき終曲。震えるほどの感動が待つ、著者渾身の飛躍作です。
4冊目は「浪人若さま新見左近⑧」文庫版 佐々木裕一著です。
西ノ丸の大手門前で御家人が抗議の自刃を遂げた。将軍綱吉の肝煎りで発足したお犬廻り組の頭、犬養光忠に犬をたたいた幼い息子が打ち殺されたと言うのだ。左近は動こうとするが、附家老に止められ、しばし静観することに・・・だが再び犠牲者が出たとの報が左近に届き、葵一刀流が悪を切る。シリーズ第8弾です。
5冊目は「十津川警部 特急リバティ会津111号のアリバイ」 西村京太郎著です。
新型コロナウイルスへの感染が拡大する中、旅行雑誌社に入社した冬美は「GoToキャンペーン」により先輩記者の関と東武特急「リバティ号」に乗って会津地方への取材に向かう。取材初日、浅草駅から「リバティ号」に乗った二人は、大学教授でコンサルタントの平川と会う。その後、関に
警視庁の十津川警部から電話が入り、平川のアリバイを尋ねてきた。新幹線で起きた殺人事件との関係は・・、十津川警部の推理が冴える。新刊です。
貸出期間は2週間、1人3冊までです。どうぞご利用下さい。
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