８月購入の書籍をご案内します。

★　「「どうする家康③」　古沢良太 著
愛する瀬名と信康を失った家康と信長の溝はさらに深まり、ついには打倒信長を決意する。しかし直前に明智光秀に先を越され「本能寺の変」が起こる。光秀の家康包囲網が迫る中、家臣団とともに決死の伊賀越えで生還を果たす。さらに信長没後の後継者争いで対立が深まり家康と秀吉の決戦「小牧長久手の戦い」の火ぶたが切られた。

★　「ハンチバック」　市川 沙央 著　　文学界新人賞・芥川賞受賞作
難病の為、人工呼吸器・電動車いすを使用する作者が 圧倒的迫力&ユーモアで書き上げた作品。
「本を読むたび背骨は曲がり肺を潰し喉に孔を穿ち歩いては頭をぶつけ、私の身体は生きるために壊れてきた。」

★　「木挽町のあだ討ち」　永井 沙耶子 著　　山本周五郎賞・直木賞受賞作
芝居小屋の立つ木挽町の裏通りで、美少年菊之助は父親を殺めた下男を斬り、みごとに仇討ちを成し遂げた。二年後、ある若侍が大事件の顛末を聞きたいと、木挽町を訪れる。芝居者たちの話から炙り出される、秘められた真相とは…。