2022年04月13日

4月購入の書籍について

いつも交流センターをご利用いただきましてありがとうございます。今月購入の書籍のご案内をします。
1冊目は「同志少女よ、敵を討て」 逢坂冬馬著です。
独ソ戦のさなか、ドイツ軍の襲撃で母親と故郷を奪われた少女が狙撃兵となり復讐を果たすため女性だけの狙撃隊の一員として過酷な戦場を生き抜く姿を描いた物語です。2022年度本屋大賞を受賞した傑作です。

2冊目は「蚕の王」 安東能明著です。
昭和25年、静岡県で発生した一家殺害事件、二俣事件。警察と司法が組んで行われた犯人捏造の実態とは?そして著者だけが辿り着いた「真犯人」の存在とは?事実に基づく衝撃作です。地元出身の作者だからこそ書き得た書籍です。

4月購入の書籍について




3冊目は「もう一度、歩き出すために」 伊集院 静著です。
くも膜下出血を患った作者が帰ってきました。再び筆をとった氏が見たのは、コロナ禍に苦しみながらも懸命に生きる人々の姿でした。大切な人を失ったあなたへ、生きることに絶望してしまったあなたへ、そしてコロナ禍に苦しむすべての人へ「それでも人には再び立ち上がる力がある」作者の言葉がきっと先行きの見えない世の中を歩んでいく道標になるはずです。

4冊目は「土佐くろしお鉄道殺人事件」 西村京太郎著です。
高知から終点、宿毛へ走る「特急あしずり」で新任大臣が毒殺された。これを発端に各地で不気味な事件が続発する。ところが、第一容疑者には常に確実なアリバイが。世直しを訴える奇妙な手紙との関係は?十津川警部は姿なき犯人と闇にうごめく難事件にいかに立ち向かうのか?2時間ドラマの原作者として、鉄道ミステリーの第一人者として数々の傑作を描き続けた作者最期とも思える1冊です。

5冊目は「新・浪人若さま 新見左近⑨」文庫版 佐々木裕一著です。
葵一刀流があくを切る。江戸の悪事は見逃さない、左近の活躍にご期待下さい。書下ろし作品です。

4月購入の書籍について



貸出期間は2週間、1人3冊までです。どうぞご利用下さい。


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Posted by 池田まちづくり協議会 at 15:36│Comments(0)池田かわら版
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