2023年02月01日
2月購入の書籍のご案内です。
いつも交流センターをご利用いただきましてありがとうございます。今月購入の書籍をご案内します。
1冊目は、「荒地の家族」 佐藤厚志著です。元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とは、いつの時点なのかー。あの災厄から十年余り、生活も仕事道具も攫われ、妻を喪った男はその地を彷徨い続けた。仙台在住の書店員作家が描く止むことのない渇きと痛み。第168回芥川賞受賞作です。
2冊目は、「この世の喜びよ」 井戸川射子著です。幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター、喪服売場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。かつて子育ての日々を思い出す女性ー「この世の喜びよ」。ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦ー「マイホーム」。父子連れのキャンプに叔父と参加した少年ー「キャンプ」。思い出すことは世界に出会い直すこと。静かな感動がこみあげる傑作。第168回芥川賞受賞作です。
3冊目は「しろがねの葉」 千早 茜著です。戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師、喜兵衛に拾われた少女ウメは銀山の知識と秘められた鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。ー繰り返し訪れる愛する者との別れ、それでも彼女は運命に抗い続ける。第168回直木賞受賞作です。
4冊目は「名探偵のままでいて」 小西マサテル著です。かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は71歳になった現在、幻想や記憶障害といった症状の現れるルビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった。2023年第21回「このミステリーがすごい」大賞受賞作です。
貸出期間は2週間、1人3冊までです。どうぞご利用下さい。
1冊目は、「荒地の家族」 佐藤厚志著です。元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とは、いつの時点なのかー。あの災厄から十年余り、生活も仕事道具も攫われ、妻を喪った男はその地を彷徨い続けた。仙台在住の書店員作家が描く止むことのない渇きと痛み。第168回芥川賞受賞作です。
2冊目は、「この世の喜びよ」 井戸川射子著です。幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター、喪服売場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。かつて子育ての日々を思い出す女性ー「この世の喜びよ」。ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦ー「マイホーム」。父子連れのキャンプに叔父と参加した少年ー「キャンプ」。思い出すことは世界に出会い直すこと。静かな感動がこみあげる傑作。第168回芥川賞受賞作です。
3冊目は「しろがねの葉」 千早 茜著です。戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師、喜兵衛に拾われた少女ウメは銀山の知識と秘められた鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。ー繰り返し訪れる愛する者との別れ、それでも彼女は運命に抗い続ける。第168回直木賞受賞作です。
4冊目は「名探偵のままでいて」 小西マサテル著です。かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は71歳になった現在、幻想や記憶障害といった症状の現れるルビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった。2023年第21回「このミステリーがすごい」大賞受賞作です。
貸出期間は2週間、1人3冊までです。どうぞご利用下さい。
Posted by 池田まちづくり協議会 at 16:41│Comments(0)│池田かわら版